こちらの解析情報をもとにまとめてみました。
○端子ピン情報
D-SUB 9P(オス)コネクタを利用して接続します。
○3B/6Bパッド読み取り方法
Select信号をHI/LOWに切り替えて、D0~D5の信号を読み取る方式です。
3B/6Bの判定はSelect信号LOW出力時にD0~D3が全てLOWとなった場合、6B検知としておいて
次のSelect信号Highの時に6B用のパッド状態を読み取ります。
〇必要な材料
・Arduino Pro Micro互換モジュール
・ブレッドボード
・D-SUB 9P(オス)コネクタ
・配線用の線材少々
○配線図
JoystickMDのスケッチにある結線そのままです。試作を兼ねたブレッドボード利用をせずに
互換品のPro MicroにD-SUB 9P(オス)コネクタを直結するだけなら、材料費1,000円以下で
制作できるのでは無いでしょうか。
こんな感じのスケッチを作成しました。
スケッチファイル利用時はこちらからどうぞ)
VID/PIDは「(2)DragonRise製パッドを模擬する場合」を前提としています。
元のVID/PID | (1)SEGA純正パッドを模擬する場合 | (2)DragonRise製パッドを模擬する場合 |
---|---|---|
leonardo.build.vid=0x2341 | leonardo.build.vid=0x0CA3 | leonardo.build.vid=0x0079 |
leonardo.build.pid=0x8036 | leonardo.build.pid=0x0024 | leonardo.build.pid=0x0011 |
こんな感じで組んでみました。(クリックで拡大)
制作時にD-SUB9オスコネクタの手持ちがなかったので、昔DPP用に使っていたパラレルポート接続用の
D-SUB25コネクタを流用しています。Pro Micro側のPin(PB1縲弃B6)が余っているので、2台目の
コントローラーも増設可能ですが、プレステやPCエンジンのコントローラーもつなげたいので、
ひとまず空けてあります。
なお、オリジナル6Bパッドの使い心地は、メガドライブミニ同梱版6Bと同様に非常に快適です。
ストライダー飛龍やサンダーフォースシリーズで共に戦った「CONTROL PAD達人MD」も使えるようになり、
当時の操作性が復活して大満足です。
次はプレイステーションコントローラです
プレイステーション用パッドをメガドライブミニに接続(2020/4/23 - 4/26)