昔のゲーム用コントローラでプレイステーションCLASSICを楽しみたい その4
純正品のコントローラーを模擬してみる(リベンジ編)(2020/6/6)

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1.標準パッド模擬に成功!

先ほどPSC標準ファームでは認識失敗した 模擬品スケッチですが、Retroboot環境でどうなるか
試してみたところ、あっさり認識します。


決定「×」、キャンセル「○」も問題なし!
素晴らしい!

次にPSC標準ファームでは使えなかったHORIPAD mini4 ですが、これもRetroboot環境だと使える
ことが判りました。しかもアナログ対応で。


RR4では、SELECT+STARTでゲームの個別メニューに入り、以下の設定でアナログパッドとして
利用可能でした。
○RR-TYPE4設定
「オプション」⇒「Pad1 Type」⇒「dualshock」とする。
「コントロール」⇒「Port1Controls」⇒「アナログのデジタル化のタイプ」⇒「左のアナログ」
「ゲームリマップファイルを保存」を実行。

バイオ2では、初期設定のままでアナログコントローラーとして認識します。素晴らしい!

軽くて小さくて持ちやすく、プレステのゲームやるならHORIパッドで良いのでは・・と思って
しまうほど快適です。

まあ連射やジョグコンなど、HORIパッドだけでは対応できない場面もあるので、自作しようと
しているワケですが。

と言うことで、PSC標準パッドよりこのHORIPAD mini4を模擬した方がRetroboot(RetroArch)の
アナログ設定もそのまま使えて良さそうです。


2.HORIPAD mini PS4情報

WindowsPCに繋げて諸元を調べてみました。標準HIDデバイスとして認識しています。


機器情報は以下の通り。
デバイス名HORIPAD mini4
VID0x0F0D
PID0x00EE

ゲームコントローラーの構成は、ハットスイッチ1、2軸、14ボタン(2感圧)です。


ボタン配置は、以下の通りです。PS4標準のボタン構成です。
ボタン名Joystick Libraly対応
上下左右ハットスイッチ(360度)
左アナログ左右X軸(setXAxis)
左アナログ上下Y軸(setYAxis)
右アナログ左右Z軸(setZAxis)
右アナログ上下Z回転(setRzAxis)
番号 3
番号 2
×番号 1
番号 0
L1番号 4
R1番号 5
L2番号 6(X回転)
R2番号 7(Y回転)
SELECT番号 8
START番号 9
L3番号 10
R3番号 11

L2、R2は感圧ボタンとしても動作しますが、自作変換器ではPSパッドを使うので無視して
よいと思います。

アナログスティック対応が必要ですが PSX Library ではアナログ入力は未対応のため、
他のライブラリを使う等、何らかの対策が必要です。ジョグコンの解析もかねて自前の
PS通信処理を作ることにしました。

○その5ジョグコンの解析


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